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一般社団法人 日本深圳総商会

Shenzhen × Japan — 2026.05.21

第22回深圳文博会が開幕 APEC経済体展示エリアを初設置

第22回中国(深圳)国際文化産業博覧交易会(文博会)が5月21日、深圳国際会展中心で開幕しました。6312の出展主体がオンラインとオフラインで参加し、65の国・地域から310の海外出展者が加わったほか、APEC経済体展示エリアが初めて設けられました。

概要

2026年5月21日、「第22回中国(深圳)国際文化産業博覧交易会(文博会)」が深圳市宝安区の深圳国際会展中心で開幕しました。会期は25日までの5日間です。中国日報網によると、オンラインとオフラインを合わせた出展主体は6312で、前回より32増えました。展示される文化関連の製品は12万点を超えます。

深圳市政府によると、海外からの出展者は65の国・地域の310で、このうち42の国・地域の148が会場に出展しました。主会場の8つの展示ホールに加え、市内各地に51の分会場が設けられました。今回は初めて「APEC経済体展示エリア」が設置されたことが大きな特徴です。

背景

文博会は2004年に始まり、深圳で開かれてきた中国最大級の文化産業見本市です。2026年は中国がAPECの議長を務める年にあたり、深圳では11月に第33回APEC首脳会議(非公式会議)が予定されています。APEC経済体展示エリアの新設は、こうした流れの中で文化面からアジア太平洋地域との交流を深める試みと位置づけられています。

また、中国では国外旅行者による消費を促す政策が進められており、6つの政府部門が出国時の税還付(タックスリファンド)措置の改善とインバウンド消費の拡大に関する通知を出しています。文博会もこうした政策を受けて海外来場者向けのサービスを強化し、文化展示とテクノロジー製品、消費体験の結び付きを深めようとしています。

主なポイント

  • APEC経済体展示エリア:アジア太平洋各地の観光、文化製品、伝統工芸、食品などを紹介し、文化交流と協力の強化を目指します。
  • 海外来場者向けの税還付エリアを拡充:前回初めて設けられた出国時税還付エリアは、面積が100平方メートルから400平方メートルに、参加店舗が3から12に、還付代行機関が1から3に拡大されました。セルフ式の税還付端末も初めて導入され、深圳の税務当局の多言語サービスチームが手続きを案内します。深圳製のテクノロジー製品や電子機器、文化クリエイティブ商品などが扱われます。
  • テクノロジーと文化の融合:会場ではロボットのパフォーマンス、VR体験、ロボットとの対局、無形文化遺産の刺しゅう、ビデオゲームなどが紹介されました。
  • 商談の成果:閉幕日の5月25日には、広東省の代表団が映画、アニメ、オンラインゲーム、eスポーツ、ライブエンターテインメントなど22件の重点プロジェクトに調印し、契約額が100億元を超えたと報じられました。同代表団は69件の行事を開き、51のバイヤーグループを通じて1500人以上のバイヤーが参加しました。
項目内容
会期2026年5月21日~25日
出展主体6312(オンライン・オフライン)
海外出展者65の国・地域から310(会場出展は42の国・地域から148)
展示品12万点超
分会場51

日本・深圳の交流への意味

今回の報道では日本からの出展について具体的な言及はありませんが、アニメ、ゲーム、キャラクターなどのコンテンツ産業は日本が国際的に強みを持つ分野であり、深圳を含む中国の文化産業との協力の余地は大きいとみられます。日本はAPECの創設メンバーの一つでもあり、APEC経済体展示エリアの新設は、アジア太平洋の文化交流の場として注目が集まっています。

また、出国時税還付エリアの拡充やセルフ端末の導入は、日本を含む海外からの来場者が会場で商品を購入しやすくする取り組みです。テクノロジー製品と文化を組み合わせた深圳の展示は、日本の企業やクリエーターにとって中国市場の消費動向やコンテンツの流行を知る手がかりになるとみられます。

今後の見通し

文博会は5月25日に閉幕しました。報道では、全体の来場者数や成約総額は示されていません。次回の開催日程なども現時点では明らかにされていません。APEC経済体展示エリアが今後も継続して設けられるかどうかも、注目点の一つです。

促進会より

当会は、文化・コンテンツ分野を含む深圳と日本の交流の動きを引き続き注視してまいります。今後も両地の企業やクリエーターが出会い、交流できる場づくりに努めてまいります。

本記事は公開情報をもとに作成した参考情報です。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。

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